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しゅーまつ君のエギング講座(初級編その2)

やっぱりもうちょっと書いておこう。
 
初級編その2です。
 
 
■なんで引っかかる?
 
初心者の頃はエギをめっちゃ無くしました。
 
アオリイカは根がかる場所で釣れることが多いのでロストは付き物なのですが、ちょっとした工夫で防げるケースもあります。
 
 
 
○パターンその1
 
カンナが引っかかる
 
 
イメージ 1
海底にはさまざまな障害物があり、岩や海藻などにカンナが引っかかるケースです。
 
着底した後に、ラインスラックを不用意に巻き取ると引っかかることがあります。
平坦な海底だと着底直後のエギは頭が底に着き、カンナは浮いていますので流れがなければ根掛かりしません。
 
ラインスラックを巻き取るときにエギが引っ張られて、カンナが底にあたり根掛かりします。
 
なので、着底後すぐにラインスラックを巻き取るのではなく、ポンッと軽くしゃくってエギを少し浮かしてから巻き取ると、この根掛かりは防げます。
 
 
ちなみにカンナが引っかかった場合、PEとリーダーの結束がきちんとできていれば、カンナが伸びて回収できます。
 
 
 
 
○パターンその2
 
ラインが引っかかる
イメージ 2
エギングはリーダーにフロロカーボンラインを使うことが多いです。
ご存知の通り、フロロは比重が高く沈みます。
 
着底したあとラインを緩めたままにしていると、リーダーが沈んで海底に着いてしまいます。
その時、リーダーが引っかかるのです。
 
根掛かりしなくてもリーダーに傷が入りますので、キャスト前にリーダーの傷をチェックする必要があります。
傷の大きさによっては、しゃくった瞬間に切れる「しゃくり切れ」をおこすことがあります。
 
大物が来て、リーダーが切れたら泣いてしまいます・・・
 
 
 
 
○パターンその3
岩などにエギが挟まる。
 
エギそのものが挟まるとお手上げです。岩の隙間にスポッと入ってしまった時はお手上げ。
何しても回収できません。
左右に移動してみて抜けなければあきらめましょう。
 
 
 
着底がきちんと把握できて、上記に気を付ければエギのロスト率はかなり下がります。
慣れてくると、エギが固いところ(岩やテトラ)に着底したのか、やわらかいところ(砂地や海藻)に着底したのかもわかるようになってきますので、更に根懸かり率は下がります。
 
ただ、根掛かりを恐れて、底付近を狙わない人は釣果が伸びません。
100%防ぐことは無理ですが、少しでも根掛かり率を下げましょう。
 
 
 
 
■しゃくるときのちょっとしたコツ
 
どんなしゃくり(誘い)がよいかは、その時に応じてことなりますので省きます。
 
エギのタイプでも動き方は異なりますが、「高く跳ね上げたい」というときのコツです。
 
小さなエギだとあまり関係ないですが3.5号以上になると、高く跳ね上げようとしたときのしゃくり初めの抵抗はなかなかのもの。ロッド、リールへの負担はもちろん、手首にも優しくありません。
 
イカの身切れやロッド・リールへの負担を軽減するためにドラグをゆるゆるにしている人も結構います。
しゃくる度にドラグがジャージャーなる人ですね。
 
あたしはドラグは結構きつめ。思いっきりしゃくってジッとなるくらいです。
 
で、どうするかというと、
 
イメージ 3
高く跳ね上げる前に、ポンっと軽くしゃくります。
 
しゃくる前は左のようにエギが下向きになり、強くしゃくればしゃくるほど水の抵抗が大きくなります。
軽くしゃくると右図のように頭が上向きになり、水の抵抗が減りしゃくりが軽くなります。
 
何もしないでしゃくるより、ウソのように軽くなります。
 
 
逆に、移動距離を少なくしてその場でひょこひょこ跳ねさせる、頭を左右に振らしたいときは、水の抵抗を利用してスピーディーにパンッパンッと小さくしゃくるのがよいです。
 
 
 
■フォールの基本
 
エギングはフォールがキモといっても過言ではありません。
フォールスピードの違いでイカが乗る乗らないが分かれることもしばしば。
 
雑誌なんかを読んでいると、なんたらフォールとかいっぱい出てきますが、正直どれがどれかよくわかりません(笑)
 
で、大きく分けて2種類
 
イメージ 4
ラインを張らないで沈ませるか、張ったまま沈ませるかです。
 
ラインを張らずにフォール(左)させるのは「フリーフォール」
これはエギングする人の共通認識でよいと思います。
 
このフォールであたりをとる場合は、ラインの動きで察知しないといけないので、あたりの100%を察知するのはあたしには無理ですが、7割くらいは分かってると思います(推測)
 
ナイトエギングなど、ラインが見えなければしゃくりを兼ねて勘で合わせることになります。
 
 
ラインを張ったままフォール(右)させるやり方。
 
これ、ラインの張り具合が人の感覚なので、どれがどのフォールの当てはまるかよくわかりません。
 
ステイ、テンションフォール、カーブフォールなどと呼ばれます。
 
・ラインを目いっぱい張る→ステイ(実際にはゆっくりと沈んでいる)、
・ステイより緩めて張る→テンションフォール
・ラインを軽く張る→カーブフォール
(megaさん、カラマさん、違ったら指摘してください)
 
 
こんな感じでフォールスピードを調節していきます。
 
ラインを張っていると、コンッとしたあたり(通称イカパンチ)やくいっと持っていくあたりが感度として伝わります(ころちゃんはこの釣り方が好きね)
 
 
注意点としては、ラインを張っているほどロッドの動きがエギに伝わりやすくなります。
フォール中にエギが少しでも動くと、追ってきたイカも違和感を感じて乗りません。
動いたかも?と思ったときはしゃくりなおすと違和感をリセットできます。
 
 
 
 
 
その時に応じてどのフォールがよいかは異なりますので、エギの種類を変えたり、ラインの張り具合でフォールスピードを調整しながら反応を見ていきましょう。
 
 
 
あと、しゃくりや乗せ方の秘訣はころちゃんと、カラマさんが記事にしてれると思います。
 
ドシャロー(めっちゃ浅場)はひろたんさんが紹介しています。
 
 
 
おちまい