k_shumatsu111のブログ

ヤフブロから移籍してきました

癒せるかどうか不明ですが、恥さらしを・・・パートⅠ

被災に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
 
何か笑いでも提供しきないかな?と思い、昔の恥話でもしてみます。
 
 
 
 
ブログでも少しの間サイパンに住んでいたことを書いておりましたがその頃の出来事です。
 
私は英語がまったく離せないのに海外へ転勤になりました・・・嫌がらせかと思ったくらいです。
会社から転勤を言い渡された日の翌朝に阪神大震災がありましたので、いまだに良く覚えています。
 
 
常夏の国サイパン・・・
現地住民は「チャモロ人」ですが、日本人を含めた外人のほうが多い島です。
特にフィリピンや中国から働きに来ている人が多く、店員などのサービス職はフィリピン人が多数を占めます。
 
北マリアナ諸島連邦という国で、サイパン・ロタ・テニアンの3つの島からなる国です。
アメリカではありませんが、通貨は米ドル、公用語は英語です。
観光客が訪れるところは日本語が通じますが、それ以外はやはり英語になります。
 
電車はなく(戦中はサトウキビを運ぶ列車があったそうな)、移動手段はすべて車になります。
 
赴任後、会社の車を運転することになり、アメ車の「カプリス」という車を使ってました。
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カプリスはアメ車らしくトルクフルな車で、アメリカのパトカーなんかにもよく用いられている車種です。
ただ、こんなにブレーキの効かない車は初めてで、慣れないうちはめちゃくちゃ怖かったです。
 
燃費は思ったよりも良くて、6~7km/リッターくらいだったと思います。
当時のガソリン代は1ガロン(4リッター弱)、1ドル80セントくらい。
かなり安かったので多少燃費が悪くても気にはなりませんでしたが。
 
会社の車を預かって運転するうちに、初めてガソリンを入れに行くことになりました。
外国はセルフスタンドが多いのですが、当時のサイパンはフルサービスのスタンドばかりです。
当然、英語で話さなければなりません。
 
えっと・・・レギュラー満タンは英語でなんて言うんだ・・・?  事前に辞書で調べていきます。
Full tank reguler pleas!」これでいいのね。
 
よし、ではガソリンスタンドへGO!
 
 
 
ガソリンスタンドに到着。フィリピン人店員が出てきます。
「How much?」
 
※これより、英語のスペルを間違う恐れがあるので、カタカナ表記にさせて頂きます。
 
 
 
おっ!? いくら入れるんだと聞いてるんだな
よし、さっき調べた言葉を言うんだ俺!
満面の笑みで伝えます。
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「フルタンク レギュラー プリ~ズ」
 
 
 
しかし、店員が聞き直してきます。
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「プルタンク?」
 
 
 
 
 
へ?プ、プルタンク・・・?
 
 
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な、なんのことだ・・・?
目線をそらす私・・・
 
 
 
えっと・・・、プルタンク→PULL TANK→引っ張るタンク・・・?
 
 
 
 
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なるほど・・・そういうことか・・・
 
 
なぞはすべて解けた!
プルタンク→引っ張るタンク・・・!? ガソリンタンクのふたを開けろと言ってるんだな!
 
そう、カプリスのガソリン注入口は後ろのナンバープレートを引っ張って開けるのだ。
 
 
すでに開いてるといえばいいんだな。
 
 
 
 
 
 
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俺の英語力をなめんなよ!
 
 
 
 
得意げに答えます。
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「オーレディ オープン!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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「ノ~ゥ・・・・ ハウマッチ?」
 
 
 
 
 
 
へ?またいくら入れるか聞いてくるぞ・・・
 
もう一度言ってみる私「フルタンクレギュラープリーズ・・・・・」
 
 
 
 
店員「・・・・プルタンク、オッケィ?」
 
 
 
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はて?
またもやプルタンクと言っている・・・・?
 
あたしの英語が通じてないのか、あたしが理解できていないのか・・・・
 
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・気まずい沈黙続く・・・・・・・・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
沈黙に耐えられない私・・・・、
切羽詰まって思わず言ってしまう
 
 
 
 
 
 
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ま、満タン!
 
 
 
 
 
 
 
店員「オッケイ! マンタンね!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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なんでぃ・・日本語通じるじゃん・・・
 
 
 
 
 
無駄なやり取りをした初ガソリンスタンドでした・・・・
 
フィリピンの人は少々訛りがあるらしく、「F」の発音が「P」になると知ったのはそれからしばらく経ってからでした。
英語ができない私にとって、訛りのある英語のハードルは高かったです・・・
 
 
 
 
 
 
 
文章にすると面白くない話題ですが、しゃべりなら結構面白いんですよ・・・
 
好評だったらパートⅡに続くかもしれません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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おしまい