本当にあった怖い話パート2
パート1が意外に好評だったので調子にのってパート2に入ります。
怖い話と言えば「怪談」や「肝試し」、殆どの人が経験あると思われます。
夏のキャンプファイヤーとかでやるお化け屋敷的なものから、心霊スポットまで様々でしょう。
今回のお話はその「肝試しとその後」でございます。
夜のお墓・・・(イメージ)
中学時代に友人5名くらいで「肝試しやろうぜ!」ってなり、夜11時頃に家を抜け出し夜の墓場へ・・・
今から思うと罰当たりです。
写真のお墓は明るいですが、実際に行ったところはちょっとした山の中で真っ暗。
現在は使われておりませんが、当時は火葬場付きのところでございます。
墓場近くまで来て、5名中3名が「やっぱりやめておく・・」と言いだし、待機することに。
ちっ、根性ねぇなと、当時一番仲が良かった二人で歩いて墓場へ進む。
おや?火葬場の隣の部屋がぼやっと明るい・・・
┬|д゚)
こそっと覗いてみる・・・
※イメージ
何やら、白い布に覆われた、大きな箱の横にろうそくが2本・・・・
棺桶か・・・・?
━━━(ノ)゚Д゚(ヽ)━━━!!
友人と顔を見合わせる。
ひ、引き返したい・・・・・
が、来なかった友人を腰抜け呼ばわりした以上、引くに引けないあたしたち。
「い、行こうか」「う、うん・・・」
こんな会話を交わし、墓場へと進む。
墓場の入り口には無縁仏か何かの墓標がある。
左側に中くらいの3つ、大きいのが中心にひとつ、右側に中くらいのが3つ
あたし達の行方を阻むようにも見える。
ここに遊びに来るなと・・・・・
ん?なんとなく、右から2番目の石碑が光っている気がする。
何か反射しているのか?
それとも恐怖感からくる錯覚か・・・・?
ふと、友人を見ると何かを凝視している。
「お、おい、週末。 なんか光ってないか?」と小声であたしに話しかける
ドキ───Σ(゚Д゚;)───ン
「も、もしかして右から2番目か・・?」とあたし。
やっぱり、光ってるよな? う、うん・・・・・
怖いながらも、その石碑に近づいて見る・・・・
と、その時!
ぶわっ!
※イメージ(実際には人の姿には見えていません)
何かでっかい光の玉のようなものが飛んできて、自分の中をすり抜けていったように見えた。
何かはわからないが、友人と二人でパニックになるあたし達!!!
ギャー
っと叫びながら、残りの3人達のところへダッシュ!
残りの3人もわけもわからずに、パニックになり全員で猛ダッシュ。
何が起こったのかわからないまま、全員解散。
取り合えず、自宅に帰りどきどきしながら布団の中へ。
そして、翌日から自宅で変な音がするように・・・
どこかわからないが、「キ、キィ~キィ~・・・・」と音が聞こえる・・・
天井付近で木と木をすりあわしたような音が聞こえるのだ。
なんだ?なんの音だ?
翌朝、天井裏にネズミか鳥でもいるのか?と思い、覗いてみるがそんな形跡はない・・・
次の日もその音が鳴る・・・
それ以外は何もないのだが、とても気味が悪い。
1週間ほど経過したときに、墓場に一緒に行った友人が泊まりにきた。
その、妙な音の話をして、その日の夜も鳴るか二人で確認することに。
「キ、キィ~キィ~・・・・」
な、鳴ってる!
友人に言うと、聞こえないという・・・
あたしの耳がおかしいのか?それとも・・・
翌朝、鳴っていたと思われるところをよく調べてみる・・・
天井付近に当時好きだったアイドルのポスターが貼ってあった。
菊池桃子(*´ェ`*)っ゚+゚
(ラ、ムーになる前です)
よく見ると、目の真ん中部分に針のようなものが刺さっている・・・・
画鋲の頭が取れたもののようだ・・・
こんなものがいつの間に刺さってたのだろう?
元々、針が出てた上にポスターを貼ったのだろうが・・・
まったく気づかなかった。
とりあえず、ポスターをはがしてみる。
友人と二人でそのポスターを見てみると。
おや?なんとなく、首の辺りが青い・・・
友人も「首のへんが青くない?」と言ったか言わない間に、見る見るうちに菊池桃子の顔が青色になっていった!
またもやパニック!
ポスターを丸めて、隣の空き地で焼いて処分した。
親に今までのことを告げると、あっさりと信用してくれた。
おそらく、あたしの様子が尋常じゃなかったのだろう。
友人と二人で除霊のお払いを受け、それ以来その音は鳴らなくなった。
あれはなんだったんだろう?
恐怖心からくる錯覚か?それとも・・・・・・・・・
信じるか、信じないかはあなた次第です!
おちまい